(⚠️いつもより血マシマシです!ごめんよ。)
あらすじ
主人公ワイアットは配偶者の死因を探るため、幾多の時空を彷徨い歩く。ヒントも得られない苦しい道のりに、心が折れそうになるが……。
─どの世界線でも、出会ってきたのは皆紛れもなくかずひろだった。
─でも、こいつだけは違うと分かる。俺の配偶者が、これほどの殺気を放てるはずがない。
ガタッ
「……んん?」
「おいこらてめ〜。どこから入った〜?」
「ちょっ!待って、待ってくれ!」
「殺す前に、話を聞いて……!」
「話を聞けだぁ?」
「色々聞きたいんだけど、まずはこれ……。君の名前って、かずひろ?」
「?カズヒロではないよ。かすってもない。」
「!? 君さ、俺に似た知り合いいない?恋人とか、配偶者とか……。」
「何だよその質問w まず俺、恋人いない。てかもういい?今度は俺の番ね。」
「(……あれ?前よりも世界線が遠のいた、のか?)」
*****
「おーい?大丈夫?」
「うちの庭で死なないでくれない?」
「というかお前、旦那とそっくりなんだけど……。」
「(あれ?何か、痛いな……傷が残ってる……?)」
「おおっ。生きてる。」
「(何だ、この違いは……。)」
今回もお付き合いくださり、ありがとうございました。続きます!
ちょっと表現が直接的すぎましたかね……。
でも、今回の話がキー()なんです!
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